第五回愛総会
文・愛刺客
第1話
彷徨う
「コノヤロー、後30分しかねえじゃねえか。ヤロウ。」
そう思って家を出たのが16時30分のことである。
駅前のコアさんあい書店で
競馬ブックと宝島社の「僕たちの好きな北斗の拳」を買おうとしたのだが、後者はなかった。
結局競馬ブックを購入し地下鉄シェルターへ急ぐ。
地下鉄では競馬ブックを読む。コレ。いわゆる暇つぶしなわけだが。


――――――舞台は金山

唯一番号を知っていた水野に電話をかける。

メモリ検索
015朱槍野郎を御指名。
「何処打」
「フッフフ金山におるわ愛参謀とともにな」
「そうきゃ」

わからないのに適当に携帯を切ってしまった。
ていうか周りがうるさいだけなんだが。
一瞬「愛参謀」が「かに本家」に聞こえたので戸惑ったが
そんなことはない。

―――10分後
朱槍から連絡
「何処におるんだファックヤロウ」
と2分ほど話した瞬間
Mr.Big(竜虎の拳)に似たヤロウ一行
背後を取られていた
「何故わかった?」
「フッフフそれはその競馬ブックおかげよ」

ところで、
一緒にいた千歳サンは本気でガムテープ食ってました。
ていうか咥えてた。
ティトセ曰く「バームクーヘン」

その後、愛忍者と合流。

直後、どうやらキノシタからメールが入ったらしい

諸君らの健闘を祈ります!必ず優勝を――っ!!
ディーノ――っ!!

328は30分遅れるという。
そこで、30分間わけのわからぬビルで暇つぶしをすることに。

鞄の中から

印刷した葉書を取り出し誰かに譲ろうとしたが、
誰も欲しがらなかった罠。
年賀状に印刷すればよかったか。

道中、朱槍が漏れに
ミズノ「名古屋人なのに金山で迷っちまったな」
ど 独眼鉄――っ!!

ビルに進入。
エレベータが思うように動かず変なところで止まる。
うろたえている内にミツヤから水野へ連絡。
予想より早く到着したらしい。

今度は我等全員が328に背後を取られていた。



第2話
みんながやさしいがね
羅将殿が欠席ということで、そこで全員揃ったわけだが
「ミツヤ、リーゼントじゃねえじゃん
4人の期待は無残にも打ち砕かれた。なんの期待かは知らぬが。

焼肉を食うということで話は焼肉に
水野「ば 馬鹿な 信じられん・・・香具師はこの俺の数倍の焼肉を食っていったのだ。この世のものとは思えん。」
などとiijmの胃袋自慢話に。
ふむ、iijmはフードファイターだったのかと誤解をしてしまいそうだった。
実際そうなのかもしれん。何しろ便器風呂の持ち主だ。

水野が5日前に焼肉を食ったことを告白
実は自分も2日前に食ったばかりなのだが、
言い辛かったので少し後に自白。


そしてついに焼肉屋に移動するのだが・・・
どうやら軽自動車で5人乗りするらしい。
ここで明記しておきたいことがある。
助手席に乗って圧縮から逃れた人物=チトセ


ともかく、焼肉屋(サカイではない)に向かって出航するコムサイ







どうやら朱槍は方向音痴らしい。
だめじゃん、名古屋人!


とりあえず、ブレーキのたびに悲鳴を上げる車に気を使いつつ
地図を見ながら目的地に向かう一行。
話は「名古屋はええよ!やっとかめ」に
ナカムラさん曰く、名古屋のドライバーはやさしいとのこと。
ナカムラ「でも路駐多いな」
確かに。
名古屋は警官も優しいようだ。



第3話
ピーチとクッパ
車の中はルパン三世のような状態で
水野家から歩いて数分もかからない焼肉屋(肉屋というHPではない)に到着。

中に入り
大河原上の単行本
をミツヤに読ませたところ、
滅茶苦茶集中して読んでました。
元々口数が少なかったミツヤだが、そんなに集中して読む本ではないと思うのだが。

そして儂はサイバーブルーの1巻を読んでいたら
朱槍が
「家に全巻あるぜファーックメン」
などと言ってきた。早く言ってくれ。
読む時間なかったけど。


とりあえず3000円コースを頼むことになったのだが、
愛参謀は飲めないビールを注文していた。
以前もやったらしいが・・・。
この時点では俺を激写してたりするのでまだよかったが、
この注文は後に悲劇となる。


ナッパが来ると
「挨拶」
「ピーピーうるさいヒヨコ」
「動けないサイヤ人など必要ない」
などの会話が飛び交う造作席。
連想ゲーム(ゲームじゃないが)開始の瞬間である。話題は
ナッパ

DB

ピッコロ

ピッコロに改造された人

328が責められる

改造って顔をはめただけやん

D4R北海はわざわざハゲに改造


行き着いた先は
サンシャイン「グ グオオ・・・」
だった。

このような結果になるのが「グ グオオ・・・」なわけですが。
「グ グオオ・・・」のあとは
「正義が正しいのか悪が正しいのか」という文章はおかしい
ということについて
2分語って終了。


展開を少し省略しほぼ食い終わりそうになったころ、
愛参謀がビールを飲み終わったのだが
顔だけでなく体内まで赤くなっていた。
しかも舌が少し回らなくなっていた。
筋金入りである。


一通り食って俺とミツヤはギブアッしていたのだが、
ナカムラさんとMr.Mizuno(マイク水野ではない)が特上ロースを注文したら、
ミツヤあっさりと復活

デザートはアイスだった。
最後に「愛」がつくオーダーがあることを知っていた
朱槍メンが狙っていたに違いないのは明らかである。

アイスはピーチ1オレンジ2メロン2だったのだが、
酔った愛参謀は「もうなんでもいい」と咆えていたので、
強制的にピーチに。
目の前には何を思ったのかクッパを頼んだ愛朱槍(水野藤兵衛)がおり、
横には椎茸(キノコ)を食べた愛忍者がいた。
これでは某任天堂ゲームの世界ではないか。


計画らしい計画もしない名古屋人二人(特に愛刺客)だったが、
ここに一晩いるわけにもいかないので出ることに。
ミズノがやたらとミツヤに「おごってやるぜ!メーン!」
と言っていたのが印象的だった。



第3話
眩しい秘密
しょうがないので水野家に向かうことに。
水野は一人で車に乗っていってしまったのだが、
すぐ戻ってきた。


近けえな


朱槍メンの部屋は2階である。
流石一軒家。
自分の家より広かった。
どうも朱槍メンの部屋は2部屋らしい
流石一軒家。


ようやく酔いがさめた愛参謀は早々に便所を借りることに
目的は便器盗撮。
imdadoへのプレゼントらしい。
水野は「うちは便器風呂じゃねえぞコラ」と言っていたが、
風呂場は撮られなかったのでいいだろう。


「僕たちの好きな北斗の拳」をテーブルに置き、
「まあ読めや」と愛参謀。
ジョーカーの死に様の解説が間違っていたのは確認できた。
あと、クラブのやられた絵だけカッコよくされていた。


水野が使っているPCは
壁紙がカーンで、
ICQの
エラーメッセージが必ず出て
エロゲのCDが挿入されていた。


何が目的なのだこのマシンは。

水野はオートコンプリート機能で困っていたらしいが、他のヌメレンの力により解決。
一安心した水野は
「とりあえず(焼肉屋で話題になった)怪傑ズバットMADでも見るか」と
MADの入ったCDを入れるのだが、CDへのショートカットがアレなアイコンに見えたので
「何打その愛魂は」と聞いたら
「CDの愛魂が表示されるんだよオラエー」と言われたが、
どっちにしろ何故そのアイコンなのかということはわからなかった。

何個かMADを見たのだが、あるMADは選択した本人がスキップしていた。


ミツヤ特製のヌメリ銅像出現。
足が可動式なところが凄い作品であったが、
自力で立てないのが残念だ。
作成の功績として、朱槍使い古し
AV眩しい秘密
を328がゲット。しかし翌日置き忘れたらしい。



第4話
ナンデスカ?
愛朱槍の提案で、
妙なことに麻雀しながら劇場版北斗(ビデオ)を見ることに。
しかし、テレビと背を向けた俺には見えない。理不尽。
尚、愛忍者は麻雀不参加。


麻雀するぞというところで飯島からメールが入った模様。
中身は愛肉棒の変な動画だったので、
「愛肉棒はカコイイ」と叫びながら無視。


スーパーでないリアル麻雀をプレイ
リアル麻雀暦はあべぎゃ氏以外は皆一桁な回数に過ぎない素人である。
しかも、麻雀牌は朱槍がサークルからパクってきたらしい。
謎の牌が4枚あるのが本当に謎

一局目。
ミツヤと漏れは牌を並べるのに大苦戦。
んで、愛参謀が朱槍に振るのだが、
白が8枚あったことが発覚。
愛参謀の「12000点を6000点にまけて」で解決したと思ったのだが・・・。

二局目以降はミツヤが牌を並べるのが格段に早くなった。
何者だ貴様。水影心でも身につけたのか。
もし私がヅャギだったなら
「貴様いい加減にしろ!!」と言われていたことだろう。

そして麻雀本編の方もミツヤが主導権を握る形で中盤に入ったとき、
キノシタから電話が入った。
内容「いいか貴様ら、ミツヤなんかに負けるんじゃねえぞ
必ず優勝を――っ!!

メールと同じじゃねえか。

どうやら一人一人にメッセージがあるらしく、愛参謀の携帯を回された。

トリイ「モシモシ」
キノシタ「ナンデスカ?」
かけてきたのテメエじゃねえかコノヤロウ。
その後の会話は後ろの劇場版北斗野郎がうるさかったので適当に処理。

勝負は最終まで飛ぶ。
最後の方になってやっと愛参謀が
「この速いリーチがかわせるかーーっ!!」
とばかりに愛非道を追い詰めていく。
結局は328の勝ちになるのだが、
アノ6000点がなければ愛参謀の勝ちだったので相当悔やんでいたようである。

結果1位愛非道2位愛参謀3位愛朱槍4位愛刺客
いつの間にか1位が4位に好きなヌメソンを歌わせる権利がついた。
厄介なルールだ。
カラオケをどう回避するか悩む俺だった。


・劇場版北斗の拳感想集
「このテレビうちのと同じ」
「ビデオが動かない」
「普通あんな落とされ方したら死ぬって」
「一応血でてるな」
「あんなゴツイ女がいるか!」
「1アニメ1パンチラ」
「なんでハートがジャギの下に」
「あれ(ケンを谷底に落とした行為)とどめじゃねえのかよ!」
「(北斗羅漢撃されて)ケンシロウ全然防御してない」
「ユリア贅沢すぎ」
「ユリアわざわざ服破らんでええやん」
「夢の対決」
「全然殺してないやん」
「親父肉が出てる」
「大佐アレだけ?」
「なんで花持ってるだけで」
「HEART OF MADNESS久々に聞いた」
「核戦争もリンのおかげであの程度で済んだ」
「核ってこの程度?」
「わけわからん」



最終話
ハゲ対決!カラオケ店長
劇場版北斗が終わる少し前というタイミングで麻雀が終わる。
なんてこった、
漫画のように都合のいい展開。

オラエーと車をとばすD4メン。
赤信号なので当然止まるぜメーン。


そしたら前の車の男女がイチャイチャしているじゃございませんか。
アブねえな。

こっちは男5人で車の中は満員である。
狭いんだよ。
向こうのドライバーはそれも自覚して運転して下さい。

つーか愛参謀はよ撮れや。


再びわけのわからぬビルの6階のカラオケへ
と、その前に
車を止めたところに寿司屋が並んでいた。
愛参謀が寿司嫌いで知られているのは有名だろう。
看板には
大阪回転寿司
入ろうとしたが、時間がなかったのが悔やまれる。
そしてビルへ


そ そこでわれわれが目にしたものは――っ!!


いかつい顔といかついスキンヘッド(多分店長)
み 水野のアノ画像と互角だぜ奴は――っ!

な なんだって――っ!!

つーか愛参謀はよ撮れや。


ナカムラサンはヌメソン歌詞が詰まったノーパソを取ってくるために遅れて入室。
愛参謀と愛忍者が歌っていると携帯の哀戦士
どうやらタイムリミットらしい。

フッフフ 328がトップでよかったぜ。
愛参謀ならここで滅茶苦茶な曲を選んでくるに違いないはずだ。
トップが328だったので誤魔化せたぜファックヤロウ。

などと思いつつ、
音痴に
愛を取り戻せ!のヌメソンだけ歌って帰ることにしたのだった。


別れの言葉



戻る